エコファーマーとは、い草だけでなく農作物全般で「持続性の高い農業生産方式」を目指す農業者(法人を含む)の愛称です。 この「持続性の高い農業生産方式」に関する「導入計画」を策定し,県知事の認定を受けた方が「エコファーマー」となります。
エコファーマーが取り組む技術
エコファーマーが取り組む技術としては 主に3つあり
- 土づくり(堆肥散布等)
- 化学肥料低減技術(有機肥料を多く使い化学肥料をひかえる)
- 化学農薬低減技術(農薬散布をひかえる)
この3つの技術に目標をたて、その目標を達成するように頑張って行こうという取り組みです。(毎年どこまで達成してるかは報告しなければいけません)
持続性の高い農業生産方式の構成する技術
※作物ごとにどのような生産方式が定められているかは、各都道府県の導入方針をご覧下さい。
農林水産省が示しているエコファーマーが取り組む技術は下図の通りです。
い草農家のエコファーマー取得率
全国のイグサ農家でエコファーマーを取得しているのは詳しい人数は分かりませんが、まだまだ少ないらしいです。
なぜこんなにも少ないかと問い合わせたところ、取得するのに多少の努力は必要ですが、エコファーマーを取得しても所得が上がる保障がないので悲しい事ですが少ないようです。
ということはエコファーマーを取得しているい草農家の方々は、所得とか関係無しに、
より良い「い草」・「畳表」を追求し、安心・安全なものを提供しようと頑張っているのではないでしょうか。
エコファーマーへの期待
以前は、「減農薬」・「準有機栽培」と畳表の説明がありましたが、現在は使えなくなっています。
しかし、エコファーマーを取得して実行していることは、「減農薬」・「準有機栽培」をしていることと同じなのです。
まだ、エコファーマーは聞きなれていませんが、エコファーマー取得農家の畳表で張替えして欲しいとお客様から言ってくるようになって欲しいと期待しています。