日本一の職人技を、この目で確かめてきました。
ブログ2026.03.01(日曜日)
― 大阪技能グランプリ視察記 ―
2年に一度開催される「技能グランプリ」。
職人の日本一を決める大会です。
今回は大阪開催。
以前なら大阪くらいの距離は日帰りで向かっていましたが、今回は前日に大阪入りし、一泊してから会場へ向かいました。
前乗りしたことで、同じく前日に到着していた仲間とゆっくり一杯。
久しぶりに近況を語り合う、良い時間となりました。
競技当日は開始前から会場入りし、じっくりと視察。
全国から集まった腕利きの職人たち。
動き一つひとつに無駄がありません。
写真も何枚か撮らせていただきましたが、真剣勝負の舞台です。
選手の集中を妨げないよう、距離を保っての撮影です。
針の動きや縫い目の細部まで、もっと間近で見たい気持ちはあります。
しかし、この場の主役は選手。
見る側にも配慮が必要だと感じました。
それほどまでに張り詰めた空気の中での競技でした。
この技能グランプリは何度も見ていますが、今回は特にレベルが高いと感じました。
緊張で普段とは違う動きになってしまう方も以前は見受けられましたが、今回は皆さん堂々とした仕事ぶり。
畳の縫い方も、完全な関東式・関西式という枠を越え、良いところを取り入れたやり方も見られ、新たな発見がありました。
手縫いの技術。
とても大切なことです。
そして、畳を扱って商売をすること。
これもまた、同じくらい大切なことです。
技能グランプリを視察するたびに思います。
「技」と「商い」のバランスを、どう取るか。
技術を追い求めるだけでは続かない。
商売だけを考えても本質を見失う。
この答えは簡単には出ませんし、きっと畳屋を続けていく限り、ずっと向き合い続けるテーマなのだと思います。
今回も、多くの刺激をいただきました。
出場された職人の皆さま、本当にありがとうございました。
日本一を目指す職人たちの姿を胸に、
私もまた、自分の持ち場である柏で、この仕事を続けていきます。



















